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5ミニッツ・ドラマ『吉岡さんと小山田さん』(ヤマちゃん&奈央) / NewJack拓郎=五星戦隊=梅田凡乃
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5ミニッツ・ドラマ『吉岡さんと小山田さん』(ヤマちゃん&奈央).mp3
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『吉岡さんと小山田さん』▼再生ボタンは下にあります
吉岡みどり(35)コンビニバイト‥‥ 及川奈央
小山田太輔(39)コンビニ店長 ‥‥ ヤマちゃん
作:真木弘智 演出:梅田凡乃

○コンビニの事務所

PC等の環境音。
有線放送の音。
入店ブザーがひっきりなしに鳴っている。
事務所のドアが勢いよく開く。
(少し遠めから)近づく足音。
店長「(ドアに向かって元気よく)おはよう!」
足あと近づいてきて、
みどり「おはようございます。」
店長「‥‥なんだよ、みどりさん。」
みどり「え? 遅刻しました? 今日あたし遅番ですよね?」
店長「知らないよ、遅番だったっけ?」
みどり「え? あ、すみません。」
店長「ほら、シフト表見てさ、ルミちゃんかなって期待しちゃったもんでさ。‥‥あっ、明日か、ルミちゃん。」
みどり「は? あたし、なんで謝ったの?」
店長「(ふてくされて)はーい、ごめんなさーい。」
みどり「なんで、ふてくされた感じ?」
店長「(かしこまって)みどりさん。‥‥昨日のレジ点検のプラマイゼロ。さすがだね。オーナーに報告しておくね。(拍手する店長)」
みどり「別にいいです! それより店長、パワハラでセクハラですよ。19歳の子にデレデレしちゃって。20離れてるんですよ?」
店長「いやいやいやいや、アイドル的には19歳って特に若くないし、立派な大人でしょ?」
みどり「出た、話のすり替え。」
店長「そもそも恋愛対象として見ているんじゃなくて、癒しを求めているだけなんだよな、僕は。」
みどり「だから、その癒しだかなんだかがパワセクだって言ってるんだわ!」
店長「みどりさんはね、‥‥みどりさんは綺麗すぎるんだよ。」
みどり「はぁ? なに言われてもごまかされないから。」
店長「みどりさんは完璧に綺麗だけど、フレッシュさが足りないんだな。」
みどり「フレッシュさ? そりゃ、35ですからね。」
店長「例えば、僕の天使はね。あっ、ルミちゃんはね。」
みどり「天使とかいらない。」
店長「彼女は眩しいほどの視線のレーザービームをですね、‥‥僕のハートをダイレクトに焦げつかせるほどの『店長、おはようございます!』をですね、発射してくれるわけ!」
みどり「(あきれて)はぁ。」
店長「でも、みどりさんのはもう流れ作業だよね。入ってくる時、事務所の空間に対して挨拶してるもんね。」
みどり「わかってないなぁ。女は誰でもレーザービームを発射できるんですよ。‥‥でも、若いうちはその武器の使い方がわからないんです。恋愛感情じゃありません。」
店長「んなこたぁ、わかってるよ。でも、こんなおっさんに、あんな素敵な笑顔で挨拶してくれる子なんて、キャバクラにだっていないもん。」
みどり「‥‥寂しすぎる。」
ロッカー開けるみどり。
店長、仕事にかかる。(パソコン作業?)
少し間があって、
みどり「店長。」
店長「(みどりに背を向けている)なに?」
みどり「なに、じゃなくて。」
店長「(みどりに背を向けている)ん?」
みどり「着替えます。」
店長「(みどりに背を向けている)はい。」
みどり「はい、じゃなくて。」
店長「肺、じゃなくて? 心臓?」
みどり「毎回、このやり取り疲れます。」
店長「もうちょい待って。」
みどり「もう! 更衣スペース作ってくださいよぉ!」
店長「オーナーに言ってみれば?」
みどり「おめえが言え!」
店長「わかったよ。そんなに怒らないでよ。いま出るから。」
歩いて、事務所を出る店長。
ドア、開く音。
コンビニ店内の音が聞こえる。
ドア、閉まる音。
みどり着替える音。
ロッカー閉まる音。
みどりの足音。
みどりドアを開ける。
みどり「店長どうぞ。」
店長「早っ!」
ふたり中に入り、ドア閉める。
みどり「まあ、ポロシャツかぶるだけですからね。」
店長「それなら、僕、目つぶってればよかったじゃん。」
みどり「そういうことじゃないんですよ、社会って。」
店長「僕のこと、いやらしい目で見てるの?」
みどり「なんだか、めんどくせーなー。」
店長「そういう口きいちゃだめよ、店長に。‥‥ん? なんだ、やめろ!」
みどり「動くな!」
店長「なんだよ」
みどり「えり!」
店長「なに?」
みどり「ポロのえりがひっくり返ってる。」
えりを直す音。
店長「‥‥近くないですか?」
少し間があって。
みどり「タイムカード、押しておいてもらえますか?」
店長「はい。」
みどり「(なにかを告白するテンションで)店長。」
店長「(うろたえて)は、はい。」
みどり「(新婚っぽい甘さで)行ってくるね。」
店長「うん。」
いたずらっぽく笑いながら店内に向かうみどり。
ドア閉まる。
店長「‥‥なるほどですね。」
店長、歩く音。
タイムカード刻印の音。
店長「ったくなぁ。‥‥みどりさんこそ、全然わかってないじゃんか。僕のこと。」
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