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5ミニッツ・ドラマ『田端先輩と木下くん』 / NewJack拓郎=五星戦隊=梅田凡乃
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5ミニッツ・ドラマ『田端先輩と木下くん』.mp3
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『田端先輩と木下くん』▼再生ボタンは下にあります
田端未羽(30)先輩社員 ‥‥ 及川奈央
木下 学(26)後輩社員 ‥‥ NewJack拓郎
作:RONIN 演出:梅田凡乃

○駅のホーム(夕)

沢山の利用客でごったがえすホーム。

未羽「元気出しなさいよ」
木下「はぁ‥‥」
未羽「部長に怒られたくらいなにさ」
木下「でも竹井部長、いつも俺のことばっかり怒るんですよね」
未羽「木下くんばっかりじゃないでしょう」
木下「いやそうなんですって」
未羽「そんなことないよ。あの人、誰にでも厳しいよ」
木下「でも、田端先輩は怒られないでしょ?」
未羽「私は‥‥。そうね。滅多に怒られないな」
木下「でしょ。俺の事、絶対嫌いなんですよ」
未羽「でも、私だって新人の頃はよく怒られたわよ?」
木下「俺、もう新人じゃねーし‥‥」
未羽「まあ、気にしなさんな。次のプレゼンで見返してやればいいのよ」
木下「次のプレゼンかぁ‥‥、俺、自信ないなぁ」
未羽「なに情けない声出してんのよ」

と、木下の肩を叩く未羽。

駅アナウンス「間も無く電車が入ります。黄色い線の内側までお下がりください‥‥」

木下「なにやっても難癖つけるんですもん、部長」
未羽「そんな事ないって」
木下「いや、そうですもん‥‥」

電車が入ってくる音。

未羽「なにいじけてんのよ。男でしょ? 情けないなぁ」
木下「どうせ俺は情けないですよ‥‥」

そんな木下にため息の未羽。
電車が止まり扉が開く。
沢山の乗客に押されて、車内に押し込まれる未羽と木下。

○満員の電車内(夕)
   
電車に押し込まれていく未羽と木下。
反対側のドアにドンと未羽の体が当たる。

未羽「わ、わ。凄い人」
木下「朝のラッシュみたいですね」
未羽「それより凄いかも」
木下「事故の影響ですかね」
未羽「そうね‥‥きゃー」

電車の扉が閉まり、走り出す。
ギュウギュウの車内。
木下、腕一本をドアに当て、力を入れて踏ん張っている。

未羽「木下くん、いいよ。踏ん張らなくっても」

木下、目一杯踏ん張って苦しそう。

木下「いや‥‥大丈夫です」
未羽「私なら平気だから」
木下「この手の力を抜くと、田端先輩押し潰されちゃいます」
未羽「大丈夫だって」
木下「いや、これ、半端ないんで」
未羽「満員電車なら慣れてるから」
木下「いや‥‥俺が守るんで‥‥」
未羽「え」
木下「う‥‥うーん‥‥」

と、さらに力を入れる木下。

未羽「もういいって」
木下「俺、男ですから‥‥」
未羽「え」

木下、力いっぱい踏ん張る。

未羽「ありがとう」
木下「う‥‥うーん‥‥」

木下、だんだんと踏ん張りきれなくなる。

木下「ごめんなさい。わざとじゃないんで。顔近づけてるんじゃないですから」
未羽「もう力抜いて」
木下「いや‥‥俺が先輩を押し潰しちゃいます‥‥」
未羽「いいよ。押し潰されても」
木下「だ、大丈夫です」
未羽「見えないよ」
木下「ごめんな‥‥さい‥‥」
未羽「近すぎると、色々見えなくなっちゃうのかな」
木下「え?」

電車がカーブして、木下が未羽を押し潰す格好に。

未羽「うぐっ」
木下「すいません」
未羽「大丈夫」
木下「痛くないですか」
未羽「平気」
木下「近すぎて色々すいません」
未羽「木下くん‥‥男よね?」
木下「ま、まぁ‥‥」
未羽「私だって女ですから」
木下「え?」

車内アナウンス
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5ミニッツ・ドラマ『田端先輩と木下くん』
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